自然栽培知恵袋【米作り編】POINT2 温湯消毒
いよいよ今年の田んぼ活動が始まります。米作り編のPOINT 2
『温湯消毒』です。
自然栽培【米作り編】POINT 2
「温湯消毒」は、POINT 1 の「塩水選」で選別した種籾を温湯(お湯)を使って消毒する作業で、塩水選に引き続いて行います。(これも薬品は使いません。)
①温湯消毒用に「井戸水」を大鍋で沸かします。
お湯の温度が62℃くらいになったら、1㎏ずつネット袋に入れた種籾(POINT1⑤)をこのお湯に浸けます。(お湯の量が多いほうが、種籾を浸けたときに、湯温の変化が少ない。)

②種籾袋をお湯に浸けたら、お湯の温度が58℃~60℃の間に保つようにします。(厳守)
このとき、湯温を見る人、時間を計る人、火加減で温度調節する人、種籾が均等にお湯にあたるように軽くかき回す人など複数人で役割分担して作業します。
均等に温度が行き渡るように、だいたい2分に一回袋をひっくり返し、合計10分間、軽くかき回しながら消毒します。

③10分経ったら、お湯から種籾を引き上げ、「井戸水(冷水)」に浸け、冷まします。

次回は「POINT 3」
「芽出し作業」になります。
2025年3月29日土曜日、今年の種もみの塩水選、温湯消毒を行います。
ご参加ご希望の方は、お問合せから連絡ください。
お待ちしております。